最新レポート  
2009年9月
東ティモール産地報告
いよいよ出荷間近!

不良豆の除去作業中。真剣な目をしています。

 エルメラ県では今年のコーヒーチェリー(コーヒーの実)の収穫時期も終わり、ビダウ加工所での加工作業(コーヒーチェリーの果肉を除去して殻がついた状態のパーチメントにする)も終了し、今はパーチメントの殻を剥いて生豆の状態にする脱穀作業、その生豆の中から不良豆(発酵豆、虫食い豆など)を取り除く選別作業へと入っています。 この2つの作業は、脱穀機を所有している首都ディリにある加工業者さんで行っています。
脱穀した豆がふるいにかけられ、スクリーンサイズと呼ばれるコーヒー生豆のサイズ別に振り分けられていく。作業員はそのメッシュの目詰まりを取っている。

テーブルでの選別作業の様子

 脱穀作業は、パーチメントの殻を脱穀し生豆の状態にし、その後、生豆を大きさ(スクリーンサイズ)によって振り分ける作業で、地元の青年たちが担当してくれています。この作業場はとにかく暑くて、少し作業するだけでも汗びっしょり! その中でとても重いパーチメントの入ったナイロン袋を担いだり、ドカドカとうるさい機械の横でメッシュの目詰まりを取ったり。中には上半身裸になり、「マナス、マナス!」(テトゥン語=東ティモールの公用語で「暑い、暑い!」の意。)と言いながら彼らは働いてくれています。

タルパルの上でコーヒー生豆を広げて選別作業

 選別作業は、スクリーンサイズごとに振り分けられた生豆の中で黒く発酵してしまっているものや、虫食いのものなど、不良豆と呼ばれる生豆を取り除きます。主に地元の女性たちが担当してくれています。選別用のテーブルや「タルパル(幌布)」の上で作業し、出来高制の給与支給となっています。一粒一粒コーヒー豆を確認していくとても地道な作業で、腰を痛くしながら、みんな生活費を稼ぐために真剣にやってくれています。

 ここまでくれば、あとは選別した生豆を麻袋に詰めて、計量して麻袋の口をミシンで縫って、コンテナに詰めて、いよいよ日本への船出を待つのみです!!

 

(事業部商品課 名和)

 
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